厳島神社

海に浮かぶ、神と人の聖域

厳島神社

基本情報

🧭所在地 広島県

⏳時代平安時代

📘構成資産 厳島神社に関する建築物と原始林

キーワード

厳島神社 宮島 日本三景 平清盛 平氏政権 寝殿造 海上建築 大鳥居 弥山原始林

価値

海を神聖な空間と捉えた日本独自の宗教景観

なぜ世界遺産なのか

厳島神社

「海に浮かぶ神社」

厳島神社は、海上に社殿を配置し、 潮の満ち引きによって姿を変える独特の景観を つくり出しています。

大鳥居から社殿へと続く景観は、 海と建築が一体となった日本を代表する 文化的景観の一つです。

海そのものを舞台にした、
日本独自の神社建築。
厳島神社の社殿

「自然を神聖視する信仰」

厳島は古くから島そのものが神聖な場所とされ、 その信仰を背景に厳島神社が発展してきました。

社殿を海辺に配置することで、 建築だけでなく島の自然や海も含めて 神聖な空間を形づくっています。

建物だけではない。
島そのものが信仰の舞台。
厳島神社と弥山

「建築と自然の調和」

社殿群は背後の弥山や森林、 前面に広がる海と一体となるように配置されています。

人工的な建築と自然の景観が組み合わさることで、 日本の伝統的な自然観を象徴する 独特の景観が生まれています。

自然を壊すのではなく、
自然の中に建築を置く。
厳島神社の舞楽

「今も続く信仰と文化」

厳島神社では、祭礼や舞楽などの伝統文化が 現代まで受け継がれています。

平安時代に形づくられた信仰と文化が、 建築や景観だけでなく、現在の祭祀や芸能にも つながっていることが特徴です。

1000年以上続く信仰が、
今もこの島に息づいている。

構成資産

厳島神社

厳島神社

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登録基準

世界遺産には、それぞれ「なぜ世界遺産なのか」を示す登録基準があります。 ここでは、厳島神社が、どの基準でその価値を認められているのかを見ていきます。

建築・景観の傑作

海と山を取り込んだ、類まれな美しさの宗教建築

海上に配置された社殿と、背後の弥山、前景の海が一体となった景観は、 自然と人間の創造が融合した独特の美を生み出している。 平清盛によって整えられたその姿は、優れた建築的・芸術的価値を持つ。

日本独自の美意識

自然と建築を一体として捉える、日本の景観美を示す場所

海を前景、社殿を中央、山を背景とする構成は、 自然と人間の営みを一体として捉える日本独自の景観美を象徴し、 日本人の精神文化と美意識を理解するうえで重要な価値を持つ。

自然と一体となった神社建築

自然への信仰を建築として表現した、古代神社建築の姿

海上に建てられた社殿は、山や海を神聖なものとして捉える信仰と結びつき、 周囲の自然環境と一体となった神社建築の優れた例を今に伝えている。

自然信仰との関連

古代から続く自然崇拝を今に伝える聖地

厳島は古くから島そのものが信仰の対象とされ、 自然を神聖なものとして崇拝する日本の精神文化を今に伝えている。 厳島神社は、その信仰を理解するための重要な証拠となっている。

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平安時代

794年~1184年

厳島神社の社殿造営開始は1168年