明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業

日本を近代国家へ変えた産業群

軍艦島 萩反射炉 集成館 八幡製鉄所

基本情報

🧭所在地岩手県・静岡県・山口県・福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・鹿児島県

⏳時代幕末・明治

📘構成資産 工場跡・反射炉跡・造船所跡などの産業遺産

キーワード

産業革命 薩摩藩 島津斉昭 長州藩 松下村塾 佐賀藩 江戸幕府 明治政府 グラバー 三菱 官営八幡製鉄所 炭鉱 軍艦島

価値

西洋以外で進んだ日本の産業化と近代化を物語る

なぜ世界遺産なのか

萩反射炉

「西洋の技術を、日本へ」

幕末の日本では、欧米諸国の進出に備えるため、 製鉄や造船などの近代産業を育てる必要が生まれました。

そこで日本は西洋の技術を積極的に取り入れ、 反射炉や造船所などの近代的な産業施設を 各地につくっていきました。

「外国に学ぶ」ことから、
日本の産業革命が始まった。
長崎の造船関連遺産

「日本独自の産業へ」

日本は導入した技術をそのまま使うだけではなく、 国内の資源や技術、人材に合わせながら 独自に発展させていきました。

製鉄、造船、石炭産業などが相互に結びつき、 西洋から導入した技術が日本の産業基盤として 定着していきました。

西洋の技術を学び、
日本の産業へと育てていった。
官営八幡製鐵所

「産業国家への転換」

こうして日本では、製鉄、造船、石炭などの 重工業が急速に発展しました。

幕末から明治後期にかけて生まれた産業施設は、 日本が短期間で近代的な工業国家へと 変化していった過程を物語っています。

わずか数十年で、
日本は産業国家へ変わった。

構成資産

萩エリア(山口県)

萩反射炉

萩反射炉

恵美須ヶ鼻造船所跡

恵美須ヶ鼻造船所跡

大板山たたら製鉄遺跡

大板山たたら製鉄遺跡

萩城下町

萩城下町

松下村塾

松下村塾

鹿児島エリア

旧集成館

旧集成館

寺山炭窯跡

寺山炭窯跡

関吉の疎水溝

関吉の疎水溝

韮山エリア(静岡県)

韮山反射炉

韮山反射炉

釜石エリア(岩手県)

橋野鉄鉱山

橋野鉄鉱山

佐賀エリア

三重津海軍所跡

三重津海軍所跡

長崎エリア

小菅修船場跡

小菅修船場跡

三菱長崎造船所

三菱長崎造船所

高島炭鉱

高島炭鉱

端島炭鉱(軍艦島)

端島炭鉱(軍艦島)

旧グラバー住宅

旧グラバー住宅

三池エリア(福岡県・熊本県)

三池炭鉱

三池炭鉱

三池港

三池港

三角西港

三角西港

八幡エリア(福岡県)

官営八幡製鉄所

官営八幡製鉄所

遠賀川水源地ポンプ場

遠賀川水源地ポンプ場

×

登録基準

世界遺産には、それぞれ「なぜ世界遺産なのか」を示す登録基準があります。 ここでは、産業革命遺産が、どの基準でその価値を認められているのかを見ていきます。

技術の交流

西洋の技術を受け入れ、日本独自の産業へ発展させた交流の証拠

19世紀半ばの日本は欧米から製鉄・造船・石炭採掘などの技術を導入し、 国内の需要や社会に合わせて改良・応用した。 その技術交流は、短期間で日本の重工業を発展させる原動力となった。

産業化の歴史

非西洋国家として初めて近代産業化に成功した過程を伝える遺産群

製鉄・製鋼、造船、石炭産業を担った23の構成資産は、 西洋技術の導入から実践・応用を経て、産業システムが確立されるまでの過程を示している。 日本が近代的な産業国家へと転換した歴史を物語る、世界的にも重要な技術遺産群である。

▲ページトップに戻る

× 地図
×

幕末

1853年~1867年

幕府や雄藩によって工業の近代化が進められる

明治時代

1868年~1912年

明治政府や財閥によって工業の近代化が進められる