~既存の世界遺産紹介~

小笠原諸島

海に隔てられ進化した生命の島々

南島 アカガシラカラスバト ミナミバンドウイルカ 父島

基本情報

🧭所在地 東京都

⏳時代—

📘構成資産 固有種が息づく島々の森林と海岸の自然環境

キーワード

東洋のガラパゴス 海洋島 海洋性島弧 適応放散 ボニンブルー 固有種率 陸産貝類 維管束植物 アカガシラカラスバト

価値

海洋島の隔離環境が生んだ独自の進化と固有種の多様性

なぜ世界遺産なのか

青い海に囲まれた小笠原諸島の島々

「大陸から隔絶された、独自の自然」

東京から約1,000km南の太平洋に浮かぶ小笠原諸島。 これらの島々は、かつて一度も大陸と陸続きになったことがない 「海洋島」です。

動植物は鳥や風、海流などによって島に運ばれ、 それぞれの環境に適応しながら独自の自然を形づくってきました。 大陸とは異なる進化の歴史が、ここに刻まれています。

海に隔てられた島々。
その隔絶が、独自の進化を育んできた。
小笠原諸島に生息する固有の陸産貝類

「島ごとに広がる、生命の多様性」

小笠原諸島には、ほかの地域では見られない 多くの固有種が生息・生育しています。 特に陸産貝類では、確認されている種の 90%以上が小笠原固有の種です。

島々に定着した生物は、それぞれの環境に適応し、 長い時間をかけて異なる種へと分化してきました。 こうした進化によって、小笠原ならではの生物相が 形づくられています。

島ごとの環境が、多様な固有種を生み出した。
その生き物たちが、小笠原の自然を特徴づけている。
小笠原諸島で独自の進化を遂げた陸産貝類

「今も続く、生物進化の物語」

小笠原諸島では、生物が異なる環境に適応し、 多様な種へと分化する「適応放散」が見られます。 陸産貝類や植物には、その過程を示す重要な例が残されています。

島ごとに異なる環境と、海によって隔てられた歴史が、 生物の進化や種の分化を促してきました。 その進化の過程は、今も続いています。

生き物は環境に適応し、新たな種へと分かれていく。
小笠原は、その進化の過程を今に伝える島々。

構成資産

小笠原諸島

小笠原諸島

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登録基準

世界遺産には、それぞれ「なぜ世界遺産なのか」を示す登録基準があります。 ここでは、小笠原諸島が、どの基準でその価値を認められているのかを見ていきます。

Ⅸ

島々で進んだ独自の進化

大陸から隔絶された海洋島で育まれた、独自の生態系

小笠原諸島は、大陸と陸続きになったことがない海洋島であり、 生物が海を越えてたどり着き、島ごとの環境に適応しながら進化してきました。 固有種や独自の植生が数多く見られるこの地域は、 島嶼生態系の進化と発達を示す貴重な自然環境です。

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